当院では、スキャビジョンを用いたAGA検査のデータをもとに患者様それぞれに合わせたオーダーメイドの治療を提供いたします。
来院された患者様には、まずこのSCAVISION検査をお受けいただきます。目視検査では絶対に確認できない頭髪頭皮の症状をわずかな変化まで捉えることで、科学的な根拠のもと治療計画を決定します。その結果、300種類の治療バリエーションから患者様それぞれに応じたオーダーメイドの治療が可能となります。
SCAVISION撮影風景
診察時の解析データ説明風景
SCAVISIONの利点
SCAVISIONによる15検査項目 (マクロ検査|ミクロ検査)
1頭頂部の軟毛率を測定
頭頂部を中心とした髪全体の軟毛率を3Dマクロ撮影により測定し、薄毛の進行度を見極めます。
その進行度に合わせて薬剤選択や幹細胞培養液を用いたメソセラピー治療の是非など治療計画を策定します。

2前頭部の軟毛率を測定 前額部範囲測定
AGAによって後退した生え際の位置や額の広さを、一般的な前額部の範囲と比較するためマクロ撮影で表面積を正確に測定し進行の程度を評価します。
頭頂部の測定と同様に、進行具合に応じて内服治療やメソセラピーなど必要な治療計画の策定を行います。

3頭頂部(つむじ)の治療効果をAIシミュレーションを用い可視化
AGA治療を始めたあとの頭頂部の密度変化をAIで解析し、改善イメージを確認するとともに分かりやすくお見せします。

4前額部(生え際)の治療効果をAIシミュレーションを用い可視化
AGA治療を始めたあとの前額部の面積変化をAIで解析し、改善イメージを確認するとともに分かりやすくお見せします。

5髪の密度や太さなど、治療における指標4項目の進行度をスコア化
特殊なデバイスを用いたミクロ撮影画像から、毛髪の密度・毛包の単位・毛径・毛量の4項目を詳細に測定、AGAの進行度をスコア化しマクロ分析と併せて進行度の総合判定を行います。初診時の治療計画の策定や治療の改善度測定に用います。

6毛包の密度を比較し進行度を評価
健常な部分とAGAが進行している部分の頭皮を比較し、1平方センチメートルあたりに存在する毛包(もうほう:髪の根本を包む組織)の数をミクロ撮影でカウント。そのデータをもとに、AGAの進行度を詳しく分析します。


7毛穴1つに生える本数を比較し進行度を評価
健康な部分とAGAが進行している部分の、毛包(髪の根本)から生える髪の本数をミクロ撮影で測定します。
写真の症例では、健康な部位では1つの毛包から平均1.95本(毛穴1つにつき約2本)の髪が生えているのに対し、AGAの進行部位では1.18本と明らかに本数が減少していることが確認できます。

1毛包あたり
1.95本

1毛包あたり
1.18本
8髪の太さを比較し進行度を評価
健康な部分とAGAが進行している部分の髪の太さを、ミクロ撮影で測定・比較し、進行度を確認します。
写真の症例では、健康な髪の太さは平均0.108mm、AGA部位は0.038mmと明らかに細くなっていることが確認できます。

毛髪直径 0.108mm

毛髪直径 0.038mm
9毛量を比較し進行度を評価
健康な部分とAGAが進行している部分の、
1平方センチメートルあたりの「髪の毛が占める表面積の割合」をミクロ撮影で測定・比較し、進行度を評価します。
写真の症例では健康な部位の毛髪占有率は27.58%ですが、AGAの進行部位は14.98%と大きく毛量が減っていることが確認できます。

毛髪占有率 27.58%

毛髪占有率 14.98%
10頭皮感度測定/乾燥や荒れやすさを確認
特殊な光源を用いて頭皮の敏感度(乾燥や荒れやすさ)を測定します。乾燥した頭皮はバリア機能が低下し、頭皮環境の悪化につながります。
そのような場合には、症状に応じ適切なスカルプシャンプーを選定し、頭皮環境を整える洗髪治療を行います。


11角質測定/フケや炎症の出やすさを確認
特殊な光源を用いて頭皮の角質量(フケの量や出やすさ)を測定します。過剰なフケの分泌は、乾燥や皮脂分泌の異常、マラセチア菌の増殖などが原因とされ、脂漏性皮膚炎の発症にも繋がります。
そのような場合には、症状に応じ適切なスカルプシャンプーの選定とケトコナゾールを併用した洗髪治療を行います。


12皮脂量測定/炎症の出やすさを確認
特殊な光源を用いて頭皮の皮脂量を測定します。皮脂が過剰になるとマラセチア菌が増殖し炎症を招き、脂漏性皮膚炎の原因にもなります。そのような場合には、症状に応じ適切なスカルプシャンプーの選定とケトコナゾールを併用した洗髪治療を行います。


13頭皮水分量測定/乾燥や炎症しやすさを確認
特殊な光源を用いて頭皮の水分量を測定します。適切な頭皮水分の維持は、乾燥や炎症の予防においてとても重要なものであり、水分量の低下がバリア機能に影響をもたらすと、フケや痒みも生じ頭皮環境が悪化します。
そのような場合には、保湿を重視した低刺激のスカルプシャンプーを選定し、洗髪治療を行います。
14頭皮温度測定/頭皮の血行状態を確認
特殊なデバイスを用いて頭皮の温度を測定します。頭皮温が低いということは頭皮が血行不良にあることが多く、血行不良になると毛包に血管を通じて栄養が届きにくくなります。また、頭皮温が高いと炎症などで毛包に悪影響をきたす場合もあります。
それらの症状が見られた場合には、近赤外線を用いたLEDセラピーで治療を行います。
15頭皮臭気測定/炎症や菌や増殖レベルを確認
特殊なデバイスを用いて臭気を測定します。ニオイは皮脂の分泌過多やマラセチア菌の増殖、汗、洗い残しなどが原因で発生します。
臭気が強い場合は脂漏性皮膚炎の可能性も考慮し、症状に応じて適切なスカルプシャンプーの選定とケトコナゾールを併用した洗髪治療を行います。
当院ではSCAVISION検査による解析データをもとに、患者様一人ひとりに合わせた治療計画を策定します。
治療計画をもとに院内調剤で用意した薬剤を用い、300パターンを超える治療術からあなたに合わせて提供します。
東京・大阪院ともに導入 全ての患者様にお近くの院でご利用いただけます。