AGAとは?メカニズムや原因と治療法

記事の監修医師

正木 健太郎銀座総合美容クリニック 院長
【略歴】
・平成14年 岡山大学医学部卒
・平成20年 銀座総合美容クリニック 開院
【所属学会】
・日本形成外科学会 正会員
・日本臨床毛髪学会 正会員
・日本再生医療学会 正会員
・日本美容外科医師会 正会員

監修医師の詳細情報

 
AGA(エージーエー)とは、成人男性の3人に1人は発症している「男性型脱毛症」と呼ばれる脱毛症で、思春期を過ぎた20歳頃から発症する進行性の薄毛の症状の1つを指す言葉です。全国で1,260万人以上罹患していると言われており、早い人では10代や20代から発症し、年齢を重ねるごとに発症率は高まり、50代で40%の方が発症しているデータもあります。


agaの発症年齢の分布

※板見 智:日本醫事新報 2004; No.4209: 27-29より作図

AGAは、AndroGenetic Alopecia(アンドロジェネティック アロペシア)の略称で、AndroGeneticは男性ホルモン、Alopeciaは脱毛症を指し、これを字義通りに訳すと男性ホルモン型脱毛症という表現になり、その表現通り体内の男性ホルモンが原因となって引き起こされる脱毛症です。

AGAは前頭部の生え際、頭頂部、もしくはその両方から薄毛が進行する特徴的な症状があり、症状の初期段階では抜け毛の量が増えるだけで見た目に変化はありませんが、徐々に症状が進むと、段々と毛量が減少することで頭髪の密度が落ちていき、地肌が露出をしてしまいます。

なお、頭髪が抜けてしまう疾病は様々ありますが、時間を掛けて薄毛の症状が進む間も後頭部や側頭部の毛量の変化が無いことがAGAを見極める上で重要なチェックポイントです。

このページではこのAGA治療専門クリニックである銀座総合美容クリニック院長 正木 健太郎監の元で、AGAとはどの様な脱毛症なのか、その原因や症状、メカニズムや治療法を深く掘り下げて解説をしていきます。

AGAの特徴的な脱毛症状とは

AGAの薄毛の症状は「側頭部」「後頭部」の髪は薄くなることなく毛量がしっかりと残り、頭頂部と前頭部の片方、もしくはその両方の頭髪が薄くなることが特徴的な脱毛症状です。

ひとえに薄毛や脱毛症といってもその症状は様々で、もちろんすべてがAGAという訳ではなく円形の脱毛斑が出来る円形脱毛症や皮膚の炎症が伴う脂漏性脱毛症などがありますが、この「側頭部」「後頭部」の髪は薄くなることなく毛量がしっかりと残る症状はAGAだけです。

また、ハミルトンノーウッドの図説にある通りに、AGAは時間をかけて進行をしていく為、ある日急激に髪が一気に抜け落ちるような症状の変化もありません。

AGA以外の脱毛症状とは

薄毛の原因は全てが「AGA」という訳ではありません。AGA以外の脱毛症状も解説します。

  • 円形脱毛症:自己免疫疾患により発症、コイン程度の大きさで毛髪が脱毛する
  • 抜毛症(トリコチロマニア):自分で髪の毛を抜いてしまい、場合によっては食毛行為もある
  • びまん性脱毛症:頭部全体がまばらに脱毛する症状で、ホルモンバランスが乱れることで発症する
  • FAGA:女性ホルモンが減少し、DHT量が増えてAGAのように進行する男性型脱毛症の女性版
  • 牽引性脱毛症:同じ髪型や分け目を繰り返すことで頭皮にダメージが蓄積し脱毛する

びまん性脱毛症や牽引性脱毛症は、男性よりも女性の方が発症することが多い脱毛症です。

女性における薄毛の種類について詳しくはこちらをご覧ください。

女性の薄毛や抜け毛の原因とは 脱毛症の種類や治療法について

AGA以外での薄毛になる脱毛症は、特徴がはっきりしているものもあれば、AGAの症状と似ているものもあります。特にびまん性脱毛症は男性でも発症する恐れのある脱毛症で、AGAと併発しているケースが非常に多い症状です。

AGAの初期症状について

AGAを発症すると初期症状として以下の特徴が見られる場合があります。

  • 抜け毛が増える
  • 生え際や頭頂部の髪が細くなる
  • 髪のボリュームがなくなる
  • 頭皮の皮脂が増える
  • ひげが濃くなる

このように、AGAの初期症状は普段の生活では中々気づくことが難しい小さな変化しかありません。他の病気のように、ある時突然何か不調が顕著に現れるわけではないのが、AGAの恐ろしさといえます。

AGAは特徴的な脱毛症状があるにも関わらず、初期症状は抜け毛が増えることや皮脂量が増える程度だけで顕著に見た目への大きな変化が無い為、素人目にはAGAであるかの判断は非常に難しいといえます。

その為、薄毛が気になる場合にはまず医療機関や医師に相談の上で診断を仰ぐ必要があります。

AGAのメカニズムとは

AGAが発症した人の頭髪では何が起きているのか解説していきます。このAGAにはヘアサイクル(毛周期)という頭髪の生え変わりの仕組みが密接にかかわってくる為、ヘアサイクルの説明と併せて解説します。

通常頭髪というのは、1つの毛根から2年から6年かけて太く長く髪の毛を成長させ、寿命を迎えると自然に抜け落ち、次の毛が生えるという生え変わりのサイクルを繰り返していますが、AGAが発症した頭髪は、この生え変わりのサイクル(通称ヘアサイクル)の、太く長い髪の毛を成長させる期間を極端に短くし、十分に髪の毛が育たないまま抜け落ちてしまう状態にしてしまいます。

通常のヘアサイクル

通常のヘアサイクル

髪の毛1本1本には寿命があり、伸びては抜け、また新しく生えてくることを繰り返していて、その生え変わりのサイクルをヘアサイクル(毛周期)と呼びます。

ヘアサイクルは上記の図のように、髪の毛を太く長くさせる「成長期」、毛が小さく縮小し始める「退行期」、完全に退化し毛が抜け落ちる「休止期」の3つの状態変化を繰り返しており、中でも成長期の期間が一番長く、約2~6年間続いています。

フェーズ 期間 状態
成長期 2年~6年程度 髪の毛を太く長くさせる
退行期 2週間程度 毛球の退縮が始まる
休止期 3~4ヶ月程度 毛球が完全に退化し脱毛する

このヘアサイクルは無限に繰り返すというわけではなく、1つの毛根で約40~50回と限られた回数でしかヘアサイクルを営むことはできず、限られたヘアサイクルを全て使い切ってしまうと、毛根から髪の毛が生えてこない状態となります。

たとえば通常のヘアサイクルで、成長期の期間が仮に3年と想定し、ヘアサイクルが50回で終えると仮定すると、毛髪の寿命は150年(3年×50回=150年)です。つまり一般的な寿命を全うする間は薄毛になる心配をする必要はありません。しかし、AGAになると、このヘアサイクルに異変が起こります。

AGAになった場合のヘアサイクル

AGAになった場合のヘアサイクル
AGAが発症したヘアサイクルは「通常のヘアサイクル」が乱され「AGAのヘアサイクル」に入ってしまい、約2~6年かける髪の毛の成長期が1年~約数か月と徐々に短くなります。十分に髪が成長しない状態で、退行期・休止期に移行してしまうため、産毛の様な細く短い髪の毛が増え、それが抜けてまた同じように短い期間に抜けていくというヘアサイクルになります。これをヘアサイクルの乱れとも呼びます。

このヘアサイクルの乱れにより、髪の一生が短くなるので、結果的にどんどん抜け毛が増えていきます。例えば、4年で生え変わっていた髪が2年で生え変わることになると、4年間で単純計算すると抜け毛の量は2倍になるということになります。

仮にAGAによって本来の髪の成長期の期間が約半年ほどまでになってしまうと、0.5年(半年)×50回=25年となるので25歳にAGAが発症した場合、50歳には多くの髪の毛がヘアサイクルを営めなくなり、完全に頭皮が露出した状態となります。

通常時とAGAの場合のヘアサイクル寿命の比較

ヘアサイクルについて詳しくはこちらをご覧ください。

ヘアサイクルとは ~AGAや薄毛との関係性~

AGAに伴う髪のミニチュア化

このAGAのヘアサイクルの乱れにより、髪の毛1本1本の状態にも変化が起こります。成長期が短くなった髪の毛は、次の毛が生えてきたとしても太く長く育たずに抜け始めるため、細くて短い髪の毛となる「ミニチュア化」を引き起こします。これにより、髪の1本の価値、いわゆる頭皮を隠すための能力が著しく低下し、全体として頭皮が露出し薄毛が目立つようになっていきます。これがAGAによる髪のミニチュア化です。

AGAの症状が進行して頭皮が露出し初期段階であれば、細く短くなったために地肌が透けて見え毛が無いように錯覚してしまいますが、実は髪の毛はしっかりと生えており、実はその髪の本数自体はほとんど変わっていないというケースもあります。

AGAの原因とは

AGAの原因は体内にあるDHT(ジヒドロテストステロン)という悪玉の男性ホルモンです。ただ、このDHT(ジヒドロテストステロン)そのものが体内で生成されてAGAを引き起こすわけではありません。まず、テストステロンという男性ホルモンが体内で生成され、体内で様々な過程を経てDHT(ジヒドロテストステロン)という姿に形を変え、AGAを引き起こします。

  1. 男性ホルモンのテストステロンが5α還元酵素と結びつく
  2. テストステロンがDHTになり、全身に行き渡る
  3. 毛乳頭細胞内にあるホルモン受容体と結合する
  4. 受容体と結合したことで脱毛因子TGF-βが増加しヘアサイクルが乱れる

テストステロンは男性の場合は約95%が睾丸(精巣)の中で、残り5%が副腎で合成して体内に分泌される男性ホルモンの1種です。思春期に急激に分泌量が増え、筋肉を肥大させたり、男性らしさを発現させる役割と持ちます。

このテストステロンという男性ホルモンが、体内でどの様な過程を経てAGAの症状をひきおこしていくのかを解説していきます。

テストステロンからDHT

AGAとは?薄毛になる過程と原因とは
体内で合成されたテストステロンは血中を通って全身に行き渡ることで、骨や筋肉、肝臓等に作用し、成長促進因子(IGF-I)をつくらせます。その過程で毛髪の毛乳頭細胞に取り込まれ、5αリダクターゼという酵素と反応することで、テストステロンがDHT(ジヒドロテストステロン)にその姿を変えます。

DHTがヘアサイクルに及ぼす影響

DHTがヘアサイクルに及ぼす影響
このDHT(ジヒドロテストステロン)が毛乳頭細胞という毛髪を生成する細胞にホルモン受容体と結合すると、髪が抜けるように指令(脱毛シグナル)を出す脱毛因子TGF-βが増加してヘアサイクルを乱し、AGAの症状が発症していきます。

この様に、男性ホルモンであるテストステロンにより直接AGAが引き起こされる訳ではないので、運動や筋トレなどで体内のテストステロン量を増やしても、それが直接的にAGAの発症にはつながることはありません。

AGAと遺伝の関係

AGAの発症には遺伝的な要素があります。ただ、誤解の無いように結論からお伝えすると「あくまでAGAになりやすい可能性がある」程度の判断材料であることを念頭に置いてください。「身内がAGAだから絶対私もAGAになる」という事はありません。

前段でお伝えしたAGAの原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)の活性や、その脱毛因子TGF-βを生み出す「男性ホルモン受容体」の感受性は一部遺伝することが分かっています。

特に男性ホルモン受容体の感受性の高さは、母方の家系から隔世遺伝され、母方の祖父に薄毛の方がいると孫にその影響がより現れやすくなるとされており、クリニックでの遺伝子検査などでご自身の遺伝情報を確認することが可能です。

ただ、あくまでも将来的なAGAリスクの判定の1つの目安であり、AGAを発症する・しないの確定材料になることはありません。

AGAと遺伝の因果関係について詳しくはこちらをご覧ください。

潜在的な薄毛のリスクを確認する「AGA遺伝子検査」とは

AGAの治療方法とは

日本の医療機関で行われる代表的なAGA治療は、内服薬と外用薬での治療が中心で、「フィナステリド」「デュタステリド」「ミノキシジル」の3種類の薬を用いることが一般的です。また、投薬治療をサポートする施術としてAGA専門のクリニックではHARGや育毛メソセラピーなどがある場合もあります。

治療法 作用
フィナステリド 5αリダクターゼⅡ型阻害薬。抜け毛の原因になるDHTへの変換を阻害しヘアサイクルを正常に戻し、抜け毛や薄毛の進行を遅くする。
デュタステリド 5αリダクターゼⅡ型、Ⅰ型阻害薬。抜け毛の原因になるDHTへの変換を阻害し、フィナステリドよりも排出時間が長いためより多くの5α還元酵素を阻害しやすい。
ミノキシジル内服薬 毛乳頭に作用する成長因子の分泌を活性化させると考えられている。
ミノキシジル外用薬 代表的商品は「リアップ」。毛乳頭に作用する成長因子の分泌を活性化させると考えられている。
自毛植毛 AGAを発症していない後頭部分の毛髪を毛包ごと薄毛部位に移植する。
育毛メソセラピー ダーマペンや注射器などを用いて頭皮に直接フィナステリドやミノキシジル、成長因子等の液剤を投与する。
HARG療法 注射器やレーザーなどを用いて特定の成長因子を組み合わせた薬剤(HARGカクテル)を投与する。

フィナステリドによるAGA治療

「プロペシア」などの商品名で病院にて処方されており、テストステロンがDHT(ジヒドロテストステロン)になる過程である5α還元酵素を阻害する効果を発揮し、AGA(男性型脱毛症)の主な原因物質であるDHT(ジヒドロテストステロン)の産生を抑制することで、抜け毛の抑制や薄毛の進行を遅らせる効果が期待できる薬です。

フィナステリドについて詳しくはこちらをご覧ください。

プロペシア(フィナステリド)の効果や副作用について

デュタステリドによるAGA治療

国内では「ザガーロ」という製品名でカプセル状の薬剤で病院にて処方されており、フィナステリドと同様にテストステロンがDHT(ジヒドロテストステロン)になる過程である5α還元酵素を阻害する効果を発揮し、AGA(男性型脱毛症)の主な原因物質であるDHT(ジヒドロテストステロン)の産生を抑制することで、抜け毛の抑制や薄毛の進行を遅らせる効果が期待できる薬です。基本的にAGAに対して効果が同じであるフィナステリドとデュタステリドの両方を同時に処方されることはなく、いづれか一方が処方されます。

デュタステリドについて詳しくはこちらをご覧ください。

デュタステリドの効果および副作用について

ミノキシジルによるAGA治療

元々ミノキシジルは高血圧に対する内服薬として作られた物で、副作用として発毛効果が表れた事から、その効果にフォーカスして製薬会社が再開発したことで生まれたAGA治療薬です。

前述したフィナステリドやデュタステリドは抜け毛を抜け毛の抑制や薄毛の進行を遅らせるといった、あくまでも頭髪の現状維持を目的とした効果ですが、ミノキシジルは積極的に髪の毛を生やす発毛の効果が認められています。

なお、ミノキシジルはリアップを代表とする頭皮に直接塗布する外用薬と、クリニックで飲み薬として処方される内服薬の2つの剤型があります。

ミノキシジルの内服薬について詳しくはこちらをご覧ください。

ミノキシジル内服薬の効果や副作用について

ミノキシジルの外用薬について詳しくはこちらをご覧ください。

ミノキシジル外用薬の効果や副作用について

なお、AGAクリニックによっては治療薬をオリジナル治療薬と銘打って処方しているケースもありますが、あくまでこれらフィナステリド・デュタステリド・ミノキシジルをベースにその他の成分にビタミンやミネラルなどの成分と組み合わせています。

自毛植毛によるAGA治療

AGAの進行がハミルトン・ノーウッド分類におけるV型以降になると、投薬治療では発毛を実感しにくい方もいらっしゃいます。AGAを発症していない後頭部分から、毛髪を毛包ごと移植させて外科手術が自毛植毛です。毛包一つを1株とカウントし、1株には毛髪が1~3本程度生えています。

自身の毛髪を移植しますので定着率は高いですが、ダウンタイムが長いことや、移植した毛髪が抜け落ちることがあります。なお、毛包を一つ一つ採取して植え付けるため、外科医の技術力と高い治療費が必要です。AGAの進行度や希望する部位にも寄りますが、少なくとも1000株の移植が必要になり、安くても100万円以上と高額なケースが多いです。

育毛メソセラピーによるAGA治療

フィナステリドやデュタステリド、ミノキシジルの投薬治療の他に、育毛メソセラピーで治療効果をサポートするクリニックもございます。名称はクリニックによって異なりますが、当院では「育毛メソセラピー」と称しております。

メソセラピーとは、注射器で治療部位に薬剤を直接投与する施術のことです。AGA治療だけではなく痩身などの美容外科でも見かけることが多いでしょう。AGA治療におけるメソセラピーは、針を用いらないノーニードル法やエレクトロポレーション法など、注射器を使用しない方法があり、痛みを感じにくいです。フィナステリドやデュタステリドなどの投薬治療が男性のみに比べ、メソセラピーは女性の薄毛治療にも用いられます。

育毛メソセラピーについて詳しくはこちらをご覧ください。

育毛(AGA)メソセラピーの発毛効果や副作用について

HARGによるAGA治療

日本医療毛髪再生研究会によって発足した薄毛治療法で、簡単に言うと毛髪の細胞を刺激して活性化させます。HARG治療用いられる薬剤は、育毛メソセラピーのようにクリニックが調剤するのではなく、日本医療毛髪再生研究会が認定した医療機関でのみ取り扱えるものです。

HARG治療について詳しくはこちらをご覧ください。

AGA治療の方針

基本的に前述した「フィナステリド」「デュタステリド」「ミノキシジル」のAGA治療の効果を簡単にまとめると下記の通りです。

● 抜け毛を防ぐ → フィナステリド・デュタステリド(内服薬のみ)
● 髪の毛を生やす → ミノキシジル(内服薬・外用薬)

一般的な治療方針として、見た目に変化はないが抜け毛の量が少し増えてきた気がする、または抜け毛が増えてきた等のAGAの初期段階であればフィナステリド・デュタステリドなどにより抜け毛を防ぎ、現状を維持することが可能です。

ただ、AGAが進行して見た目にも頭髪が薄くなってからの治療を開始する場合には、フィナステリド・デュタステリドだけで抜け毛を防いでも、それだけだと発毛の促進が行われないため、元々の頭髪の毛量に回復することが難しい場合も多く、ミノキシジル(内服薬・外用薬)も同時に処方することで発毛も促します。AGAの進行具合や個人差にもよりますが、平均的に3ヶ月から6ヶ月程度で発毛を実感される方が多いです。

また、技術があるAGAクリニックであれば育毛メソセラピーやHARG療法など頭皮に直接薬剤を注入する施術治療も併用する場合があります。

そして、AGAの症状がかなり進んで内服薬などの治療で改善が見られない場合には、自毛植毛手術などの治療の選択肢が取られる場合がほとんどです。

AGA治療の考え方

現代で行われているAGA治療はヘアサイクルの寿命が尽き、生えなくなった毛根から頭髪を再生する治療ではなく、あくまで今ある髪の薄毛の進行予防と短く細くなったミニチュア化している頭髪を太く長く育てることが目的ですので、生え代わりが完全に無くなった毛根に発毛を促すものではありませんし、現時点での医療では未だ実現化できません。

その為、AGA治療をするか悩んでいる方や薄毛が気になり始めたら、ヘアサイクルの寿命が残っている早い段階で医師に相談することが重要な事であり、早ければ早いほど、AGA治療により元々の毛量に戻る可能性が高くなります。

しかし、AGA治療を行い毛量が元に戻ったとしても、内服薬の中止をしてしまうと、再びDHTの生成がなされ脱毛する髪の毛が増えるでしょう。男性ホルモンは生涯無くなるものではありませんし、5α還元酵素との結びつきも、治療薬によって一時的に阻害しているにすぎません。ある程度、満足のいく毛量になったとしても、5α還元酵素阻害薬であり抜け毛防止の作用のあるフィナステリドやデュタステリドの服用は続ける必要があります。

AGA治療の効果と期間

抜け毛が気になり始めた方とAGAがある程度進行した方とでは、AGA治療における効果や必要な期間は大きく変わってきます。

治療方法 AGA内服薬療法+ノーニードル育毛メソセラピー
治療費用 内服薬治療 17,500円(税別) + ノーニードル育毛メソセラピー円(6ヶ月間計8回)
治療期間 2012年10月より11ヶ月
初診時 ハミルトン・ノーウッド分類 V型
治療後 ハミルトン・ノーウッド分類 II型

40代男性 AGA内服薬+ノーニードル育毛メソセラピー治療 治療前と治療後銀座総合美容クリニック AGA治療の効果(ビフォア・アフター症例写真)より一部抜粋

40代男性。初診時に前頭部から頭頂部にかけて広範囲に毛髪密度の低下を認めました。治療開始時より内服薬治療に加えてノーニードル育毛メソセラピーを実施、約半年で明確な毛量変化を認めました。 ※治療薬には、まれに副作用(頭痛・倦怠感・肝機能障害等)のあるものがございます。

この方のように、ハミルトン・ノーウッド分類においてV型やⅥ型にまでAGAが進行された方は、一般的には半年や1年の長期的な治療期間が必要になります。

一方でAGAの進行がまだあまり進んでいない場合には、治療の効果を実感するタイミングも早く、治療期間自体も短くなる傾向があります。

治療方法 AGA内服薬療法
治療費用 内服薬治療 17,500円(税別)
治療期間 209年4月より6ヶ月
初診時 ハミルトン・ノーウッド分類 II型
治療後 ハミルトン・ノーウッド分類 I型

30代男性 AGA内服薬 治療前と治療後銀座総合美容クリニック AGA治療の効果(ビフォア・アフター症例写真)より一部抜粋

30代男性。初診時に中等度の脱毛症状と、M字タイプの額の後退が見られました。治療開始3ヶ月目頃から抜け毛の改善とM字部分に産毛が確認され、6ヶ月後には毛量の増加が確認されました。 ※治療薬には、まれに副作用(頭痛・倦怠感・肝機能障害等)のあるものがございます。

Ⅱ型やⅢ型のように、抜け毛が気になっていて頭頂部はまだ大丈夫だが、生え際が後退してきたと感じる方は3ヶ月から半年で発毛効果を実感される方が多いです。

髪が薄くなる症状の発症時期が早ければ早い程、その早急に対策が必要です。育毛剤などのセルフケアに頼ってヘアサイクルの寿命を無駄にすることなく、まずは医師に相談をするところから始めましょう。

一般的には20代後半から30代にかけて薄毛の症状が現れるケースが多いですが、遺伝や体質などにより10代~20代の若年層でもいわゆる「若はげ」といわれAGAの症状が現れるケースがあります。

「若はげ」について詳しくはこちらをご覧ください。

若ハゲの原因や対策とは?10代から髪が薄くなる理由とは

髪が薄くなる症状の発症時期が早ければ早いほふど、その早急に対策が必要です。育毛剤などのセルフケアに頼ってヘアサイクルの寿命を無駄にすることなく、まずは医師に相談をするところから始めましょう。

そして、頭髪の悩みは人により様々である故にその治療の目的も様々といえるでしょう。毛量の回復を望む人もいれば、大量の抜け毛が出た事に対する恐怖心を取り除きたい人、または薄毛の症状が無くても将来の頭髪に不安を抱えている人もいます。AGAは自分自身だけで悩むのではなく、まず専門家である医師と相談してみる事が重要です。

AGA治療の流れ

一般的なAGAクリニックでは患者様の現在の頭皮環境を確認するためにカウンセリングを行い、医師による問診と触診でしっかりと薄毛の症状を診断した上で治療法を決めていきます。月に一度、経過観察として医師による診療をし、頭皮の状況を確認してから翌月のお薬をお渡しします。

現在はスマートフォンなどのアプリなどを活用したオンライン診療で診察やカウンセリングを行い、治療薬の定期便を用いて、次回の診察を受けなくても治療薬を定期的に自動で配送するインスタントなAGAクリニックも出てきました。

銀座総合美容クリニックのAGA治療の流れ

銀座総合美容クリニックに予約を頂き、初めてご来院される方のAGA治療の流れについてご紹介いたします。

1.ご予約・ご来院

公式サイトのご予約フォームから必要事項を入力の上、送信ください。ご予約日の調整のため、当院からご連絡を差し上げます。ご予約日の当日は、なるべく整髪料などを付けずにご来院ください。ご来院された際、問診表にご記入を頂くためお早目のご来院をお願いいたします。

2.カウンセリング

毛髪の気になる部分や体調面、家系的な傾向などをヒアリングさせていただきます。現状を把握し、脱毛症状が確認できた際には、AGA治療について詳細な内容をご説明いたします。

3.診察・撮影

治療の内容や副作用のリスク、治療費に関してご理解頂いた方で治療が必要な場合は診察に移ります。医師による触診と問診を行い今後の治療計画を決定した後、頭皮の状態を写真を撮影します。写真として残しておくことでAGA治療効果を客観的に見ることが可能です。

4.検査

血液検査を行い、副作用のリスクについてチェックをいたします。必要に応じて遺伝子検査も実施する場合もございます。

5.処方(治療開始)

検査結果を確認し、安心してお薬を内服いただけると確認してから、AGA治療内服薬を処方いたします。処方薬は30日分お渡しいたします。

処方薬が無くなる前に再診のご予約をお願いいたします。再診時にも写真撮影を行い、前回との比較や効果の確認をいたします。AGA治療の効果の満足度や発毛実感の度合、副作用の確認なども併せて確認させていただきます。※スマートフォンやPCを利用したオンライン診療では流れが異なる場合もございます。

銀座総合美容クリニックでは「常に患者さん目線でのクリニック運営」「患者満足度のより高いAGAクリニックを目指す」をクリニックの運営理念に掲げ薄毛に悩む患者様と日々真摯に向き合っており、無料カウンセリングを対面・オンラインともに常時承っております。


SP 銀座総合美容クリニック(AGA相談の銀クリ) 無料カウンセリングのご予約 銀座総合美容クリニックでは、無料カウンセリングを対面・オンラインともに常時承っております。無料カウンセリングではその方々の状態を拝見の上、AGA治療の方法や効果・副作用、また効果発現の目安などについてもご説明させていただきます。

PC 銀座総合美容クリニック(AGA相談の銀クリ) 無料カウンセリングのご予約 銀座総合美容クリニックでは、無料カウンセリングを対面・オンラインともに常時承っております。無料カウンセリングではその方々の状態を拝見の上、AGA治療の方法や効果・副作用、また効果発現の目安などについてもご説明させていただきます。